製品の選び方

製品選びのポイントとおすすめの製品。

設定で選ぶ

ここではバーコードデータに付加するキャラクタの設定と、データ編集についての設定を比べます。

プリフィックスとサフィックス

バーコードリーダーにはプリフィックスとサフィックスという設定があります。機種によって対応できる内容が異なります。

プリフィックス(Prefix)とは
バーコードデータの前に付加する文字キャラクタやファンクションキーです。
サフィックス(Suffix)とは
バーコードデータの後に付加する文字キャラクタやファンクションキーです。
ファンクションキーとは

ファンクションキーとは、EnterやTab、F1~F12などの文字以外のパソコンの操作を行うキーです。

データ編集

製品によってはバーコードデータそのものを編集する設定があります。次のような機能があります。

出力フォーマット

表-出力フォーマット(概要)
  プリフィックス バーコードデータ サフィックス 後置文字(ポスタンブル)
説明 バーコードリーダーの機能設定によって付加するキャラクタ

初期設定では無し
読み取ったバーコードのキャラクタ バーコードリーダーの機能設定によって付加するキャラクタ

・初期設定では無し
バーコードリーダーの機能設定によって付加するキャラクタ

初期設定ではENTERが設定
設定内容 キーボードで入力可能なキー
文字キャラクタ
ファンクションキー
  キーボードで入力可能なキー
文字キャラクタ
ファンクションキー
ENTER
TAB
など
実例 AB(文字など) 4912345678904 "Ctrl+" "S" ENTER
表の見方

左が出力データの先頭です

備考

AC-700、AC-800、AC-880、AC-900Bはプリフィックスとサフィックス以外にプリアンブル(前置文字)とポスタンブル(後置文字)という設定があり、ポスタンブルにENTERが設定されています。

各製品の対応

表-各製品のプリフィックスとサフィックスの対応
カテゴリ 製品 コードID 全コード共通
プリフィックス
サフィックス
コード別
プリフィックス
サフィックス
データの削除
前方削除
後方削除
データの挿入 終端キー
E T RC
1次元/CCD AC-880 ○(各10桁) ×(*1) ○(各15桁) × ×
1次元/CCD AC-700 ○(各15桁) ×(*1) ○(各15桁) ○(2箇所x2桁) ×
1次元/CCD AC-800 ○(各15桁) ×(*1) ○(各15桁) ○(2箇所x2桁) ×
1次元/CCD 3800g ○(各11桁) ×
2次元 1900 ○(各11桁) ×
1次元/レーザー MS5145 ○(各10桁) ○(*2) ○(*2) ○(*2)
1次元/レーザー LS2208
1次元/定置 MS7120 ○(各10桁) ○(*2) ○(*2) ○(*2)
2次元/定置 MS7580 ○(各10桁) ○(*2) ○(*2) ○(*2)
1次元/ペン BR-530
(固定)
× × × × ○(*3) ×
表の見方
補足

まとめ