バーコードリーダーのエイポック
バーコードリーダー,QRコードリーダーの販売会社
質問
USB COMポートエミュレーションでバーコードリーダーの動作を制御するコマンドを教えてください。
回答
動作に関するコマンド
トリガーのコマンド
トリガーモードは「マニュアル/シリアルトリガー(出荷時の設定)」のときに、コマンドが有効です。次のコマンド(太字)をホスト端末(コンピュータ)から送信すると、バーコードリーダーはそれぞれの動作を応答します。
- トリガーをオン(アクティブ)のコマンド
バイナリ(HEX) 16 54 0D
テキスト(ASCII) SYN T CR - トリガーをオフ(非アクティブ)のコマンド
バイナリ(HEX) 16 55 0D
テキスト(ASCII) SYN U CR
ブザーのコマンド
- ブザーを鳴らすコマンド
バイナリ(HEX) 16 07 0D
テキスト(ASCII) SYN BEL CR
設定に関するコマンド
コマンド送信による設定の変更について
通常、バーコードリーダー本体の設定の変更はバーコードメニューを読み取るのみで実行できますが、USB COMポートエミュレーションではホストからコマンドを送信してバーコードリーダーの設定を変更することも出来ます。
設定を変更するコマンド
「SYN M CR(16h 4Dh 0Dh)」に続けて、設定する内容の「メニューコマンド」、最後に「.ピリオド(2Eh)」を送信します。メニューコマンドについては、ユーザーズガイド第12章 シリアルプログラミングコマンドに記載されている表「メニューコマンド」を参照してください。
- 本体の設定を変更する
バイナリ(HEX) 16 4D 0D メニューコマンド.
テキスト (ASCII) SYN M CR メニューコマンド.
例
- Code39の読み取りを禁止に設定する(文字間のスペースは見やすくするために入れています)
バイナリ(HEX) 16 4D 0D 43 33 39 45 4E 41 30 2E
テキスト (ASCII) SYN M CR C39ENA0. - Code128の最小のメッセージ長を8桁に設定する
バイナリ(HEX) 16 4D 0D 31 32 38 4D 49 4E 30 38 2E
テキスト (ASCII) SYN M CR 128MIN08.
メニューコマンドシンタックス
メニューコマンドの文法は次の規約で構成されています。スペースは見やすくするために表示しています。実際のコマンドには不要です。
Prefix Tag SubTag Data Storage
例1
Code39の読み取りを禁止に設定するコマンド。スペースは見やすくするために表示しています。実際のコマンドには不要です。
ASCIIでは SYN M CR C39 ENA 0 .
HEXでは 16 4D 0D 43 33 39 45 4E 41 30 2E
例1の解説
- Prefix SYN M CR 設定を変更するコマンド
- Tag C39 3桁の値 設定の属性 C39:Code39に関する設定
- SubTag ENA 3桁の値 ENA:バーコードシンボルの読み取り許可/禁止
- Data 0 選択パラメータ ENAに対して 0:禁止 1:許可
- Storage . 保存のコマンド .ピリオドは不揮発性メモリ(EPROM)に保存し、電源を切った後も設定が保存されます。
例2 高度な設定
QRコードのデータを抽出する設定のコマンド。データの4文字目から4文字分を出力する。
ASCIIでは SYN M CR DFM BK3 0 099 73 9999 F5 03 F2 04 00 .
HEXでは 16 4D 0D 44 46 4D 42 4B 33 30 30 39 39 37 33 39 39 39 39 46 35 30 33 46 32 30 34 30 30 2E
例2の解説
- Prefix SYN M CR 設定を変更するコマンド
- Tag DFM 3桁の値 設定の属性 DFM:データフォーマットエディタに関する設定
- SubTag BK3 3桁の値 BK3:データフォーマットを追加する
- Data 0 選択パラメータ 0:基準のデータフォーマット 1,2,3:代用のデータフォーマット
- Data 099 選択パラメータ 099:全てのインターフェイス
- Data 73 選択パラメータ 73:QRコード
- Data 9999 選択パラメータ 9999:対象となるシンボルの文字数。9999は全ての文字数。たとえば0010は10文字(桁)のシンボルに対して設定。
- Data F5 データフォーマットエディタコマンド F5:移動コマンド
- Data 03 選択パラメータ 03:3文字移動する
- Data F2 データフォーマットエディタコマンド F2:送信コマンド
- Data 04 選択パラメータ 04:4文字送信する
- Data 00 選択パラメータ 00:ASCIIのNullを送信する(何も送信しない)*たとえばデータの後にCRを送信する場合は"0D"とする。
- Storage . 保存のコマンド .ピリオドは不揮発性メモリ(EPROM)に保存し、電源を切った後も設定が保存されます。
コマンドについての詳しい内容はダウンロード配布しているユーザーズガイド-第12章シリアルプログラミングコマンドをご覧下さい。データフォーマットのシンタックス(文法)についてはユーザーズガイド-第5章データフォーマット-データフォーマットエディタコマンドをご覧ください。